まほろばガジェットをご覧いただきありがとうございます!
今回は「ボイスレコーダー」のお話です。
ChatGPT連携のAIボイスレコーダーが来たぞー!
クラウドファンディングサイト「Makuake」で応援購入総額2億7,000万円以上の脅威的な支援額で終了している大注目の商品!
執筆時点では予約販売されており、一般販売ももうすぐです。
そんな大注目の商品を自腹購入したので、約2ヶ月間使用したレビューをしていきます。
この記事はこんな方におすすめです↓
- PLAUD NOTEを購入しようか悩んでいる方
- 議事録をまとめる時間を短縮したい方
- 電話やオフライン会議の記録を残したい方
ChatGPT連携のAIボイスレコーダー「PLAUD NOTE」
ChatGPTとはOpenAIが開発したAIチャットサービスです。まるで人間のように会話しながら、文章の校正やアイデア出しなどができます。
ChatGPT
https://chat.openai.com/
レビュー動画の冒頭もChatGPTに考えてもらいました。
今回は、そんなChatGPTと連携して、会議や通話などの議事録を勝手に作成してくれるAIボイスレコーダーです。
「PLAUD NOTE」でできること
PLAUD NOTEでは録音・文字起こし・要約の一連の流れがワンタッチでできます。
大事な会議、議事録のまとめに時間がかかりませんか?
急にかかってきた電話、内容を忘れてしまったことありませんか?
ボイスレコーダー、録音したはいいが振り返ることが一度もない経験はありませんか?
そんなみなさんにおすすめのボイスレコーダーです。
他にも、自分でひたすらに話しかけたり、何気ない友人との会話を録音したりしてアイデア出しにも使えます。
価格
執筆時点では27,500円で予約注文が開始されていました。
クラファン当初は一般販売価格が33,000円だったので、少し安くなっています。
とはいえ、ボイスレコーダーと考えるとお高めな商品ですよね…
ここに「PLAUD AIメンバーシップ」というサブスクリプション契約が必要になります。
文字起こし時間制限は600分でプランは下記の通り。
- 年額プラン:16,800円/1年間
- 月額プラン:1,400円/1ヶ月
※執筆時点では年額プランが28%OFF
実はクラウドファンディングサイト時点の年額プランよりも倍になってるのよね(笑)
まぁ月に1回の外食を減らせばお釣りが来るくらいだとは思うんですけど、今後も値上げされる可能性はあります。
文字起こしにはランニングコストかかるという点に気を付けてください。
文字起こし時間制限:600分
文字起こし(要約)をすると文字起こし時間が消費されていきます。
現在のプランでは月600分間は文字起こしができます。
時間制限があると足りなくならないか心配になってしまうのですが、私の場合は足りなくなることはなかったです。
むしろ最終日に文字起こしが必要のない録音も文字起こしししまうくらい余裕がありました。
文字起こしするか否かは自分で選べますので、不安な方は一旦待っても良いかもしれません。
また、不足したら追加購入もできます。
文字起こししたくでもできない!ということはありませんので、ご安心ください。
内容物一覧
クラウドファンディングの応援購入者に届いた商品はこちら。
- 本体
- 専用充電ケーブル
- Type-C変換器
- MagSafeリング
- MagSafeケース
- PLAUD AIメンバーシップ1年間分
本体カラーはブラック・シルバー・スターライトの3種類があります。
MagSafeケースも色の選択ができます。
執筆現在はブラウン・ライトブルー・グリーンの3種類でした。
本体・機能について
本体の厚みは約3mm!
スリムボディとは裏腹に64GBと大容量で、2時間の会議が240件も収まります。
さらに、2時間のフル充電で連続録音は30時間、60日間連続スタンバイ/最大240日間駆動※できるからいざというときも安心です。
※毎日2時間録音の場合
また、専用のMagSafeケースに入れておけばスマートフォンにくっつけておけます。
急な電話でもすぐに録音ができました。
操作方法と録音モード
録音ボタンを長押しで録音開始、もう一度長押しで録音停止できます。
録音モードは2種類
- 通常録音:オフライン会議など対面時に最適な録音モード
- 通話録音:通話に最適な録音モード
録音モードスイッチをスライドして切り替えることができます。
録音モードで結構、音質が変わります!
通常録音モードで通話を録音してしまったときに相手の声がほとんど入らないことがありました。
基本的には通話録音モードにしておくのがおすすめです。
実際に文字起こししてみた
録音テストしてみました。
実際の音質や文字起こしの精度は動画でご覧ください。
※対象の位置から再生できます
正確に文字起こしできてますね!
驚くことに「えっ」「あっ」などの余分な言葉を省略して文字起こししてくれています。
ただ単に文字起こしするのではなく、読みやすく文字起こししてくれるところもポイントです。
しばらく使ってみた感想
実際に手元に届いたのは1月末頃で、約2ヶ月間が経ちました。
約2ヶ月間使った良い点・気になる点をまとめていきます。
良い点
録音のしやすさ
ワンタッチで録音が便利!
スマホを耳に当てたときにちょうど人差し指で押せる位置にボタンがあるので、録音し忘れはほとんどありませんでした。
しかも、ずっとスマホにつけておけるから電話に出た瞬間でも間に合います!
本体は約3mm、専用ケースに入れても十分薄くて、常につけていても邪魔ではなかったです。
文字起こしから聞きたいところにすぐに移動できる
話したことは覚えているのに内容が思い出せないことありませんか?
そこで録音を聞き返すわけなんですけど、いつ話したか覚えてないから探すのに時間がかかります。
「PLAUD NOTE」なら文字から探せて便利!
実際の通話だとテストみたいなキレイに文字起こしは難しかったんですけど、再生場所がわかるだけでも全然違いました。
おかげさまで録音を活用できるようになりました。
余談ですけど、iPhoneはデフォルトで通話の録音ができないんですね。
要約機能
文字起こしをすると、あわせて要約してくれるところが醍醐味です。
要約では概要、大見出し、小見出しと見やすく整理してくれます。
後から自分で編集もできますので議事録をしっかり管理できます。
また、録音のタイトルまで変更してくれるところが地味に便利。
日付だけのタイトルにならないので、見返したときにもわかりやすかったです。
気になる点
文字起こしの精度
実際の通話となると、動画みたいな精度は出ませんでした。
話し手の滑舌にもよりますし、専門用語が飛び交うと変換が難しい。
そもそも外部から通話を録音しているので、相手の声が小さくなりがちです。録音の音量が小さいと文字起こしの精度も下がります。
すると要約も変になります。
ただ、要約は一括コピーできるので、私はこれを元に議事録を編集していました。
今までに比べると時間の短縮になったと思います。
オンライン会議は録音できない
買ってから「要約したいのはオンライン会議」と気が付きました(笑)
本体の薄さを代償に外部入力ができません。
ワイヤレスイヤホンでの通話も録音できませんので、割と使うシーンは限られるんですよね。
ご購入の前には今一度自分の利用したいシーンを考えてみてください。
ランニングコストがかかる
文字起こしや要約には「PLAUD AIメンバーシップ」の契約が必要です。
この2ヶ月ですでに当初の倍に値上げされてしまってるので、今後が怖いですね…
とはいえ、文字起こしと要約がないとただの薄いボイスレコーダーになっちゃいます。
本体も決して安いものではないので、このままだと手放しでおすすめできません。
使用頻度との兼ね合いにもよりますが、サブスクの価格がChatGPTの本家を超えてしまうなら契約の継続は難しいと考えています。
【まとめ】自分専用のAI秘書の誕生
ということで今回は「PLAUD NOTE」をご紹介してきました。
ChatGPT連携のAIボイスレコーダーです。
急な電話もオフライン会議もワンタッチで録音して、文字起こしから要約まで自動的に議事録をまとめてくれます。
専門用語は苦手で、変な文章になっていることもありますが、文字起こしから対象の会話を再生できるので、録音をより手軽に活用できるようになります。
録音をしっかり残しつつ、議事録をまとめる時間を短縮してくれるボイスレコーダーです。
個人的には「PLAUD NOTE」が来てから通話を録音する癖がついたのも良い流れだなと思いました。
言った言わない問題があるので、なるべく電話の後に記録を送るようにしてるんですけど、やっぱ時間がかかるんですよね。
時間を短縮しつつ、気軽に記録を残しておけるって素晴らしい!
現在は公式サイトにて予約注文が開始されています。
一般販売したら概要に追記するので、ぜひブックマークをお願いします!
PLAUD NOTE公式サイト
https://jp.plaud.ai/